さて、前回からだいぶ時間があいてしまいましたが、自分に自信がない話の続きです。

ある方と話をしていて、こんなことをおっしゃいました。

「自分には褒められるようなことが何もないのです」

「褒められるようなことですか?」

そこでもう少し詳しくお話を伺うと、こんなふうに解釈できます。

人と比べて秀でたところがない。

達成していることが少ない。

自分ができることはたいてい他の人もできる。

う~む、なるほど。

こうしてみると、そこにはこんな思い込みがあるように見えます。

他の人より秀でなければ褒めるに値しない。

自分や周りが決めた目標が達成できないと褒めるに値しない。

そう考えると自分はたいしたことをしていない。

そこで、さらにこんなことを聞いてみます。

「褒めるということではなく、認知するという点ではいかがですか?」

「認知ですか?」

はい。褒めることと認知することって、微妙に違いますよ。

???

(次の回に続く)

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。