セッションはどのように機能しますか
私たちはさまざまな経験、記憶、直感を持っていますが、ほとんどの場合、それらの多くは未整理のまま使われずにいます。セッションではそれを活用しようとします。そこから見落としていたことや気づきが得られるよう、コーチは効果的な質問をしたり、反映したりしてクライアントの内側に焦点を向け続けます。既にご自身が獲得しているものから、独自の道筋や視点に発展させていくというアプローチをしていきます
セッションのプロセスでは何が起こりますか
セッションでクライアントがまだ曖昧だった感情や思いをクリアにしたり、まったく別の角度から俯瞰するような経験をします。不思議なことですが、この作業は一人ではできません。人のアドバイスや本に書かれていることは役には立ちますが、セッションではご自身の強みや無意識といった内側のリソースに着目していきます。
セッションではどんな内容が話されますか
ご自身が日常生活で大切だと思われること、もしくは心にひっかかるようなことがあれば、それはコーチングのテーマになりえます。こうでなければならないというきまりはありません。クライアントは意識をコーチではなくご自身に向けて、そこからでてくるものを口にしてみてください。また、セッションへの要望や感じたことを遠慮なく伝えてください。率直なフィードバックも、セッションの質を高めていく材料です。
クライアントとコーチの関係で大事なものは何ですか
クライアントとコーチの関係は対等で、お互いが信頼と尊敬を持ってセッションに望みます。友達とも師弟とも違いますが、それが安心して何でも話せる関係であることがとても重要だと考えています。話の内容を評価判断することなく、今できる最善を尽くして次のステップに進もうとするクライアントを支援すること。技術も大事なことですが、お互いが人として真摯に向き合う姿勢にセッションの成果は大きく影響されています。
セッションの頻度はどうやってきめるのですか
クライアントのご希望を尊重して決めています。3ヶ月と期限を決めたり、全部で6回と回数をあらかじめ決められる場合もあります。頻度は2週間か1ヶ月に一度のペースが目安になるでしょう。曜日で決めることもありますし、都度、予約を入れていただくこともあります。また大切なプレゼンや会議の前日にセッションをして、アイデアを明確になさる方もいらっしゃいます。
完了のタイミングはどうやってきめるのですか
ご自分のタイミングで決めていただくことができます。その際、完了のセッションをご指定ください。クライアントはセッション開始後、いろいろな角度から周りを見たり考えたりする機会を持ちます。ご自身の幅を広げるライフスキルとしての学びとして定着させるために、完了のタイミングはセッション開始後、3ヶ月以降をおすすめいたします。