部下を持つ。これ、なかなか難儀なことです。

今までは自分だけが頑張っていればよかったのに、これからは他の人の仕事にも責任を持つことになる。

私は最初に部下ができたとき、結構手痛い失敗をしました。

陰で悪口を言われる、仕事をしてもらえない、そしてチームの業績が落ちる…。

その原因のひとつは、前任者を真似をして背伸びしてチームを率いようとしていたことがありました。

前任者は経験豊かな人で、私が同じことをしてもなにかぎこちない。

リーダーシップといっても、そこには独自の強みやスタイルが出るわけです。例えば、

チームの未来のビジョンを見せて励ますのがうまい 映写技師型

チームメイトをたたえて、モチベーションをあげる 照明技師型

隣人のように接して、選手兼監督のようにプレーする 隣人型

意見を聞いたり、引き出したりするのがうまい ファシリテーター型

知っている人の中には『甘え上手』なんてなリーダーもいました。

最初からうまくいくことはなく、たいてい試行錯誤を繰り返します。

(それはそれで親しみや人間味が伝わったりします)

今から思うと「リーダーはこうあらねば」にかなり固執しすぎていましたね。

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。