『人生の目的』は役に立つのか?
職業柄か、私はいろいろな企業研修を受けたり、見たりしました。
その中に、自分のミッションを決めるようなものがいくつかありました。
7つの習慣もそうですね。
ここで言うミッションとは、人生の目的と言ってもいいようなもので、
今やってる仕事以外のことも含めて、もっと大きなくくりで考えられているものでした。
自分の目標に向かっていくときの道しるべになったりします。
ところで先日、私はある仕事で選択を迫られることがありました。
ふたつのうちどっちをとるか、というような選択です。
契約上、重なってしまうところがあり、両方をとることができなかったのです。
こういうことは、たまにおきますよね。
同じ日に大事な用事が重なってしまったとか、複数の会社から内定をもらったとか。
そこで私なりにぐるぐる悩んでみます。
どっちの方が得なの?どっちの方が社会的にいいの?どっちの方が人を傷つけないで済むの?
なかなか決め手がないまま、結局私がよりどころにしたのが、自分の『ミッション』でした。
世間のものさしより、失敗してもあきらめがつきそうなほうです。
こういう時に『人生の目的』は役に立ちます。
ところで、そもそも『人生の目的』や『ミッション』は、頭をひねって考え出したというより、
どこかからストンとやってきたもの、に近い気がします。
(まぁ、私のミッションがそんな感じなので、偏見かもしれませんが)
自分の頭(マインド)、胸(ハート)、肝(ソウル)のぜんぶが「そうだね、やっぱり、これだね」って思えるもの。
この「そうだね、やっぱり、これだね」を言語化しておくことで、
余計な悩みから解放されたり、進路がとりやすくなったりすることも結構あります。