「自分が変わるキッカケって、簡単に起こりませんよねぇ…」
「人が変わるには時間がかかりますからね…」
以前からこんな話をよく聞きます。
変わるってことに何を求めているのかにもよるんですが、
その人にはその人の変えたい、あるいは変わりたい何かがあるのでしょう。
だけど、本当に時間や労力が本当に必要なんだろうか?
う~~ん。
ある日突然ものすごいことが起こってしまったりすると、
生活や行動パターンががらりと変わることがあります。
大きな病気を宣告されたとか、突然奥さんが家を出て行っちゃったとか、
健康のありがたさに気づきました!妻の大切さがわかりました!なんて。
でも、そんな大事件を待たなくても、悲惨な事故を起こさなくても、
自分のコントロールできる範囲で変えられることがあります。
例えば、朝少しだけ早起きをしてみるとか、
いつもの特急じゃなくて、各駅停車に乗ってみるとか、
他人から見るとどうでもいいことが、本人には意味のあることで、
そこから意外なモノが見えて来くることがあります。
「時間がなかったけど、電車の中で本が読めるなぁ」とか。
「早起きすると、朝食が美味しく食べられるなぁ」とか。
小さな行動が、思いもよらない次の行動のきっかけになることもあるようです。
「その小さな行動」が何かをクライアントとさぐったりするのも、コーチングのトピックになるんですよ。