リーダーがなぜコーチングを受けるのか?

別にリーダーという肩書きでなくても、管理職、マネージャー、経営者、役員

そういった役割の方で、コーチをつけている人が私の周りには結構います。

以前は「なぜコーチングがリーダーに役立つのか」よくわかりませんでした。

だって、バリバリ仕事をこなせる人じゃないですか。

人柄もすばらしく、思わずファンになってしまう方もいらっしゃいます。

しばらくして、私自身が企業にコーチとして雇われみて、見えてきたことがありました。

そのひとつは、コーチングを受ける方が「内省をとても大切にしている」という点。

毎日激務で忙しく、家族での時間や、自分の趣味の時間を削ってまで仕事をすることもあります。

休日でもメールをチェックし、携帯電話を気にしている人も少なくありません。

だから外からの情報をいったん遮断して、頭の中を整理する時間を意図的に作るわけです。

ゴチャゴチャに詰め込み過ぎた引出しの中を整理するように。

『今、すごく大事なことを忘れていないか?』

『生活(人生)全体の質はどうか?』

『この先、向かうのはどの方向か?』

忙しすぎるから、一旦その場を離れる。

自分の「内なる旅」を日々の忙しさだけに占領されない。

コーチングをそのための時間として使う、利用する。

ときどき立ち止まって、今の生活を俯瞰する。

そして、自分に投資する時間を定期的に持っているように思えます。

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。