こころの年齢、いま何歳?
成長するのは子供だけではありません。大人も成長します。
これはこころの発達段階の話ですが…。
そんな発達の段階を解説したモデルがあります。
マズローの欲求のモデルと似ていて、まず自分の生存欲求を満たす欲求からはじまり、
次第にもっと抽象的なものになっていきます。
この図をみると、感心を寄せること(モチベーション)が変わり続けています。
こころの年齢 | 主な欲求 | 主なモチベーション |
10 | 生存欲求(衣食住) 他社からの養護・気遣い |
基本的な生存の維持する |
20-30 | 権力 支配欲 |
他者を凌駕する・勝利する・成功する 地位を確保する |
30-35 | 所属意識 社会的な受容 |
社会の中で自分の居場所を見つける 他社の要求に応える |
35-45 | 自己認識 | 個人のアイデンティティに気づき、発展させる |
45-60 | 人生の目的 | 個人のライフワークに従事する |
55-80 | 自己実現 | 自己受容 |
そして、ちょうど働き始めてから10年を過ぎたあたりから、
自分って何なんだ?みたいなことを考え始めて、
もっと社会の役に立ちたい、誰かを喜ばせたい、自分がいいの思うことをしたい、
みたいなモチベーションでライフワークに近づいていく、といった感じです。
こころの年齢は、実年齢は異なるので、正確に
たとえば40歳の時にアイデンティティに気づくわけではありません。
そして最後にたどり着くのが自己実現。
これでいいのだ!と思える境地。
ちょっとサトリっぽいですね。
「我が人生の一片の悔いなし」って、たしか北斗の拳の登場人物が言ってましたが、
彼はそうとう早熟なんですね…