さて、先日ある方から「これだけ欲しい情報があるのに、何でコーチをつけるのですか?」という質問を受けました。

確かに。

今、たいていのことはネットで調べれば出てきます。メルマガだって、フェイスブックだって情報がいっぱいあります。

それでもコーチっているの?

これを私なりに考えてみました。そして浮かんだことは、「情報が多すぎるからコーチをつける人もいる」ということ。

インプットは多いけれど、アウトプットは少ない。いろいろなことを感じてはいても、言葉には出していない。詰め込み過ぎて、整理ができない。自分が大事にしているものの優先順位がつけにくい。そもそも、ほんとにそれが必要なのかが疑問。

実は人間のロジックって、よく飛躍するんですよ(私もそうです)。

「私は生きるのが不器用だから…」(誰と比べて?)

「失敗は許されない」(そう断言できます?)

「これが理想的なやりかたです」(何にとって?)

これはNLPでメタモデルと言われるもので、欠落や歪曲した思考のことを指します。いい悪いを問題にするのではありませんが、それがだんだんとモヤモヤに変わってきたりします。

そこで頭の中を整理したり、何をどう対処するのかについて一緒に向き合って話をします。ホントはその状況をどうしたいか、今はどういう視点から見たらいいか、ロジックに整合性があるか。そんなことをときほぐしながら考えたりします。

「生きるのが不器用」➩ 不器用でいいところはどこですか?

「失敗は許されない」➩ 許されるようにする方法はないでしょうか?

「これが理想的なやりかたです」➩ 求められるのは理想的なやりかたですか?それともユニークなやりかたでしょうか?

話し相手(コーチ)は情報の提供者ではなく、その人だけの答えや気づきに導くタクシーの運転手みたいな役割をしています。

そうして内側から出てくる答えには「あぁ、そうか!」というアハ体験もたくさんあるものです。

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ 国際コーチ連盟認定コーチ 国際NLP協会認定NLPトレーナー ☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。