リーダーはなぜコーチングを受けるのか?
リーダーがなぜコーチングを受けるのか?
別にリーダーという肩書きでなくても、管理職、マネージャー、経営者、役員
そういった役割の方で、コーチをつけている人が私の周りには結構います。
以前は「なぜコーチングがリーダーに役立つのか」よくわかりませんでした。
だって、バリバリ仕事をこなせる人じゃないですか。
人柄もすばらしく、思わずファンになってしまう方もいらっしゃいます。
しばらくして、私自身が企業にコーチとして雇われみて、見えてきたことがありました。
そのひとつは、コーチングを受ける方が「内省をとても大切にしている」という点。
毎日激務で忙しく、家族での時間や、自分の趣味の時間を削ってまで仕事をすることもあります。
休日でもメールをチェックし、携帯電話を気にしている人も少なくありません。
だから外からの情報をいったん遮断して、頭の中を整理する時間を意図的に作るわけです。
ゴチャゴチャに詰め込み過ぎた引出しの中を整理するように。
『今、すごく大事なことを忘れていないか?』
『生活(人生)全体の質はどうか?』
『この先、向かうのはどの方向か?』
忙しすぎるから、一旦その場を離れる。
自分の「内なる旅」を日々の忙しさだけに占領されない。
コーチングをそのための時間として使う、利用する。
ときどき立ち止まって、今の生活を俯瞰する。
そして、自分に投資する時間を定期的に持っているように思えます。