突然ですが、真珠をご存知でしょうか?(もちろん、ご存じですよね)

真珠は宝石の一つとして人気があり、日本が誇る養殖技術は世界的にも有名です。

ダイヤモンドがカラットという単位で測られるのに対して、真珠は匁が世界標準になっています。

ところが、真珠には評価基準がややあいまいなところがあります。

どれくらい照りがあるかなどが評価基準ですが、最高級といわれる『花珠』は結構独自の基準でつけちゃったりしてるようです。

ダイヤなんて基準がもっときっちりしてて、カットとか透明度が数字で出てくるんですけどね。

宝飾店で、「ご自身が見て美しいと思った真珠が一番美しいんですよ。相性なんです」と言われたことがあります。

ところで真珠だけでなく、他にも私たちの感じ方は千差万別で、

同じものを見たり、経験したりしても、人それぞれのものの見方の癖や個性があるわけです。

こうした癖を知っておくと、「ああ、また自分、いつものパターンにはまってる」とか

「この判断は条件反射かもしれない。だとしたら他の案は?」なんてことに日常的に気づくかもしれません。

こうした自分の考え方の癖を知ると、トラップから思いのほか抜け出せたり、課題の解に別な角度からたどり着いたりすることもあります。

では、どうやって考え方の癖を知るのか?

いろいろあるとは思いますが、その一つは誰かに話してみること。

考えを口に出してみるとことで、傾向に気づくことがよくあります。

自分の考えを口に出すことを「概念化」と言います。

お試しください。

 

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。