直観に従ってみる勇気
久しぶりの投稿です。
新年早々、首を痛めてけん引に通ったりしていましたが、割と元気にしています。
大変だったのは、私よりも私の周りの人に起きた出来事でした。
偶然にも2週間のうちに身近な人が3人、救急搬送されたのです。
みんな若くて健康で、普通の人よりもむしろ元気な人たちでしたからとても驚きました。
ある人は、私と話をしている最中に突然、目の前で意識を失って倒れました。
もう一人は自宅で。
幸い全員命に別状はなく、病院で加療してから職場に復帰しています。
3番目の方は、駅のホームで脳卒中を起こして倒れ、後でこんな話を聞きました。
「このまま死ぬんじゃないかと思ったよ。そうしたら何が一番悔やまれるかが頭をよぎった。こんなところで(自分の目標が達成できないままで)死ぬなんて、不甲斐ないと思った」
それはその人が長い時間を費やしてやってきたアイスホッケーに関することでした。
スティーブ・ジョブズは有名なスピーチの中で「死に直面したら、浮かび上がってくるのは本当に必要なものだけ」と言っていて、なるほどそうだなと思わされます。
彼のスピーチはその後、こんな風に続きます。
「限られている時間を無駄にしてはいけない。その中で大事なのは直観に従うことだ。それは自分が本当になりたいものを知っている。それ以外のことは二の次だ」
この数週間の間に起こった3人のことと、去年の自分の入院も重なって、私自身も少し考え方が変わりました。
ひとつは、今という時間は一瞬/一生であると同時に、一瞬/余命であり、分母が小さくなる分『今』をますます貴重に感じるようになったこと。
ふたつめは、それに関連したもので、安易に仕事を受けなくなったことです。
大げさに言うと「それが人生最後の仕事になってもいいか?」と問いかけるようになったことでしょうか。
他にその仕事をするのにふさわしい人がいれば、ご紹介するとかした方が、世の中的にもいいでしょうし。
すると何かを選択する時間は案外短くなり、相手とリアルにもっと本音で対話する勇気が持てるようになりました。
理論的に説明がつかないこと対しては、おおいに自分の内側から湧き出る直観に使う(その時はなぜそうなのかわからなくても)勇気がもてる気もしています。
ご興味があれば是非。