ある時、こんなやりとりを耳にしました。

部下「上司が私の話を聞いてくれないんです」

上司「ちゃんと話し合いの時間を設けて話を聞いてるのに…」

珍しいことではなく、むしろよくある話です。

なんでふたりの間に食い違いが起こるんだろう?

少し調べてみると、こんなことが…。

 

話を聞くと言いつつ、実はほとんど上司がしゃべっていた。

話は聞いているが、ダメ出しがやたら多い。

本人は気づいていないけど、態度に威圧感があって聞いてもらってる気がしない。

 

そして、私が実際に経験したのは、

話を聞きながら、メールの返信をする、電話に出る、など「ながら」が多い。

時間はとっているものの、話を聞いてくれている感じがしませんでした。

 

傾聴の方法はいろいろありますが、まずは相手の話を聞くことに専念する。

これ、当たり前なんですが、あらためて重要なんですよね。

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。