最近こんなことを感じました。

「私自身、たくさんの古い思い込みを持っているなぁ…」

ある一場面やたった一回の出来事で、その人を評価判断してしまうようなことです。

例外なく誰でも持っているし、それは決して悪いことではありません。

ところが、それで縛られるのもまた本人であるというのも事実です。

例えば、私は以前、会社に苦手な人がいました。

何でもダメ出しするし、いちゃもんをつける人です。

ですから彼女の前ではおとなしくしていたし、同じ会議では発言にも気をつけていました。

無意識に彼女がいるかいないか、気を遣う癖がついていました。

そうして私は自分の行動範囲を狭めて、ストレスを感じていたわけです。

それから月日が経ち、部署が変わり、また彼女と話す機会がありました。

そこで驚いたのは、びっくりするくらい彼女と話しやすさを感じたことでした。

考えられることはいくつかありました。

 

部署が変わり、お互いに仕事が変わった。

お互いを違う立場から見ることができた。

彼女は結婚して、出産した。(プライべートとな変化ですね)

他に同席者がいて、ふたりではなく3人で話した。

私の意識の中で彼女の居場所が変わった。

 

いずれにしろ、私の思い込みはすでに古くなり、いらないものになったことは間違いありません。

自分も相手も変化して、成長したのに、思い込みは昔のままでした。

自分の成長や行動を妨げている古い思い込みがあったら、

アップデートしたり、削除できるものもあるかもしれません。

 

 

 

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。