ある方からこんな話を聴きました。
僕たちは「〇〇しちゃいけない」っていう否定形の思考回路に慣れてるのよ。
例えば、子供の場合お母さんに、
こぼさないように運んでね、服を汚さないようにしなさいね、って、よく言われる。
だけど「〇〇しないで」って言われると、妙に緊張しちゃう子もいるのよね。
では、否定形じゃなくて、肯定形で言うとどうなるのでしょうか?
例に出した「こぼさないように運んでね」は、
「上手に運んでね」で置き換えられるそう。
なるほど。
確かに大人も「してはいけない」が多いと、ちょっとした息苦しさを感じます。
私たちの周りには「ここで〇〇しないでください」「ここで〇〇してはいけません」
みたいな看板があふれています。
試しにそれらを肯定文に言い換えようとすると、すごく難しい…。
「〇〇しちゃいけない」っていう思考回路に慣れてるのよ。
に妙に納得してしまいました。
この記事を書いた人
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米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー
☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。
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