最近、多くの人がゾーンとかフロー状態を経験した人と話をしていて気づかされました。

それは以前やっていたスポーツのことだったり、

何か楽器を演奏している時だったり、

クリエイティブな仕事をしている時に、

自分でも信じられないくらいのパフォーマンスがこともなげにできてしまったというような経験。

100%の力どころか、それ以上。

「なぜそんなことができたのか説明するのはよくわからないんだけど…」と言いつつ、

その時、起こったことをまとめてみると、

・周りのことも把握しているけれど、ものすごく集中できている。

・次の一手がわかっているというか、すでに知っていて、自然に身体に動く。

そして、

・頭を使い過ぎていない。考えすぎていない。リスクはあってもそれがなぜかブレーキになっていない。

だいたいこんな感じを話になります。

「失敗したらどうしよう」とか、「うまくできなかったらどうしよう」

という心配より、脳はもっと違うことにつかわれているわけです。

自分がうまくいったとき、

 

周りの景色はどんなふうに見えていたか…

体の感覚はどんなだったか…

耳に入るものは何だったか…

匂いは…

 

そんなことを思い出してみると、

ゾーンやフロー状態に近づくヒントが見えてくることがあります。

勝負ネクタイや、ここぞという時につけるペンダントを決めている人がいますが、

そういうゲン担ぎも一つのやり方かもしれません。

もちろん他にも方法はあるけど、

そこに入る入口は、頭で考えるのとは違うところにあるようです。

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。