私の周りには、仕事を複数持っている人がいます。

例えば、講師、文筆業、会社役員というバラバラの名刺を持ち歩いている人とか。

ちょっと前は、少なくとも私の父の時代は、ひとつの仕事に就くことが普通でした。

会社員は、辞めるまで会社員。

副業禁止の会社もありますし、忙しくて副業どころじゃないという状況もありました。

それに、ひとつの仕事で生計が成り立っていましたし、父の時代は会社を辞めたらその後の選択肢も限られていました。

ところが少しずつではあるものの、複数の仕事を持つ人が今は結構いらっしゃいます。

その理由はさまざまでしょうが、こんなところでしょうか…

 

1.会社の寿命や雇用年数が短くなり、雇用側が働き方を選ぶことが一般化してきた。

2.ネット等で人とつながりやすくなり、パートナーやクライアントを見つけるハードルが下がった。

3.生き方・働き方が多様化するのに、社会が寛容になってきた。

 

他にもあるんだと思いますが、とりあえず思いついたのはこんな感じ。

いずれにしろ、これからも複数の職業を持つ人は増えるような気がします。

さらに時としてそれは突拍子もない、今までは仕事とは思われないような仕事であることも…

例えば、知人で研修の仕事をしている人がいて、ひょんなことからネットにダジャレのカキコミを始め、

それが書籍になり、企業研修にも取り入れられ、法人を立ち上げ、先日はMAKIDAIさんとテレビでダジャレ対決していました。

これが仕事なのか?飯が食えるのか?

と、思えるようなことも、何かとつながって仕事になった。

そう考えると、未来の仕事の幅は今よりももっと広がってますね、きっと。

 

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。