いつも忙しくて、分刻みのスケジュール、アウトルックには隙間なく予定が書いてある。

そんな毎日を過ごしている人も多いと思います。

私も以前そんな生活の中に、充実感や忙しい満足感(?)を感じていたことがありました。

たくさんあるTO DOリストをこなしていくと、時間はあっという間に過ぎていくんですよね。

ところがある日、まったく未知の誰も経験したことがない課題に直面したときに、

あまりいいアイデアが浮かんでこないことがありました。

考えても考えても、出てくるのはありきたりで画期的とか斬新とは程遠いもの。

「えっ、そんなのありなの?」

というようなアイデアがでてこない。

ひらめき(インスピレーション)がない。

どうやら「ひらめき」とうのは、ゆるみだとかゆとりのある時間に起こることが多いようです。

まったく違うことをしているとき。

例えば、お料理をしているとき、足湯に浸かっているとき、絵を描いているとき、旅行中…

そんな時にふと、ハッとするような考えが浮かんだりしたことはありませんか?

英語のことわざに、All work and no play makes Jack a dull boy.

とうのがあって、私流に訳すと仕事ばっかりして遊びがないとつまらない人間になるよ。

となります。(本来は『よく学び、よく遊べ』かな?)

そう、インスピレーションはこれまでの経験だけで獲得できるものではなく、

自分の心がむき出しになっているときに、何かと反応して起こる不思議な化学変化。

英語でInspirationやInspireの語源を調べると出てくるのは、

In(中) + spire(息吹)= Inspiration (ひらめき)

自分のなかに息吹を取り込む時間を持つことが、自分のリソースを活かすことにつながっているようです。

そんな時間、最近持っていますか?

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。