これは他人が羨ましく見えるときのお話。

「周りの人が羨ましい…、自分はあんなふうにはできない…」

なんて、話を聞いたことありませんか?

私自身もよくそう思っていました。

 

なんで私には彼氏ができないんだろう?

就職先がみつからないんだろう?

いろんなことがうまくいかないんだろう?

自分の何が悪いんだ?

 

他人の芝生はホント青々と見えるもの。

そんな時、ある人にこんなことを言われたんですよ。

 

「人はそれぞれ自分の季節を生きていて、その季節にあったことをするのがいいんですよね」

 

実りの時期じゃないのに、焦って結果を期待したり、冬なのに無理に種まきをしても、いいことはない。

そういうことが言いたかったようです。

なるほど。

そして、これは後から気づいたのですが、若いから春とか、年老いたから冬、と単純に年齢だけで決められるものではなく、

本人にしかわからないサイクルがあって、ふさわしい時期はいくつになってもめぐってくるもののようです。

もし今、不遇の時期だと感じていたら、何かを蓄える冬かもしれませんし、休息の時間かもしれません。

 

「春や秋が来たときのために、今の季節にできることをやっておいたら?」

 

その人が言いたかったことは、そういうことだったんだと思います。

ちなみに、不遇の時期をどう過ごすかって、幸運な時期をどう過ごすかよりも大切なんですよね。

 

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。