これは転機に関するお話です。

私の周りではよく「変わりたい」という人を見かけます。

自分の何かをちょっと、あるいは劇的に変えたいと思っている人。

かつての私もそうでした。

このままの自分でいたくない!

おかげでお金もないのに、28歳のときに留学してしまったという経験があります。

それが私の転機になりました。

そのせいか、大きな変容・劇的な転身をした人の話は、興味津々で聞いてしまいます。

すると聞いているうちに変容した人にはたいてい、あることが起きているのに気づきます。

それは、何かというと…

社寺仏閣にお参りをする

自己啓発セミナーに行く

コーチングを受ける

ということよりも(もちろんそれも含まれるけど)

もっとひんぱんに聞いたのは、

違う環境や人間関係にほんの少し勇気を持って身を投じてみるという体験でした。

あの会社に勤めることで変わりました

あの人とのやりとりがきっかけでした

あのコミュニティに入ってからですね

なんて、お話ししてくださるんですよ。

新しい環境で交わされた会話、こえてきた一言、何気ない行動。

そうしたことが心に響いて、蓄積されて自分の中の劇的な変化につながったという話が多い気がしました。

「あの人がいなかったら、今の自分はいない」

「あの場がなかったら、こんなことしていない」

なんていうのもそう。

でも、それは決して大胆なことばかりじゃなくて、

普段はしないけど、ちょっとした寄り道をしてみたとか、

ずっと気になったけど、やってなかったことをしてみた、なんて

ほんのちょっと、身近な何かを変えてみることがきっかけにだったりすることもあるみたいです。

今までに変化が起こったとき、あなたはどんな環境に身を置いていましたか?

 

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。