人の身体は、年齢とともに変化をしますよね。

私などは老化と言った方がいいんですけど…orz

心も同じように成長して、変化していきます。

変化は死ぬまで続きます。

あるアメリカの心理カウンセラーの先生の説なんですが、

年を重ねるごとに、人は求めるものが変化するといいます。

とーっても簡単に言うと、

心理的な年齢が10歳くらいのときは、この世に生存する欲求。

身の安全や、自分の保護者を求める時期。

それから20~30歳のときに求めるのは、力(パワー)。

何かをコントロールしたいという気持ち。

競争に勝ちたい、成功したいと思うのもこのころ。

30~35歳では社会の中に、自分の居場所が欲しいという欲求。

どこかに所属したい、受け入れられたいという気持ちですね。

35~45歳では、自分自身を明確にしたいという欲求。

「自分の人生、こんなんでいいのか?」

という疑問がこのあたりで鮮明にでてくるかもしれません。

45~65歳では、ライフワークへの興味。

このくらいの時期に、人は自分だけの目的を満たしたいという気持ちにシフトするようです。

前の時期と被っていますが、55~80歳のときは、

ありのままの本来の自分で、自己実現をしたいという欲求。

ちなみにここに書いた年齢は、実年齢ではなくて、心理的な年齢ですよ。

こうしてみると、人の一生の中にも、転換期がたくさんありますね。

成人式みたいなはっきりした儀式があるわけではなく、

自分の心の中でじわりじわりと熟成する静かな変化。

 

「わたし、今のままでいいのかしら?でも、変わるには遅すぎる」

 

そんな思いが湧いてきたら、ここで言えるのは、

変わるのが遅すぎるのではなく、

そのタイミングが最も適した時期かもしれない!ということ。

そう、変化する時期は一生のうちにたくさんあるんですから。

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。