あえて完璧を目指さない!?
私には、完璧をめざす癖があって、
「やるからには、ちゃんとやるぞ」
と結構頑張ってしまうところがありました。
きちんとした形になるまでは、人さまには出さない!なんて。
(いいかげんなところもたくさんありますが…)
でもこれには、完璧になるまでなかなか表に出せない、という弊害もあります。
先日、ある人とした写真家の例を出します。
写真家が作品を世に発表しようとするとき、写真展というイベントがあります。
いいものを出したい、と思うのは当然で、
自分の作品を発表するまたとないチャンスになります。
ところが、
「いいものができたら、いずれ作品展をしよう」
という思っていると、なかなか写真展は開けません。
満足のいくものを出品したい。
最高のものを仕上げたい。
でも、完璧になる日はなかなか来ない。
理想は美しく、天高く、はるか遠く…
そこで人類が考えた画期的で、素晴らしい発明が
『締め切り』
とにかく期日までに仕上がったものを出す。
その日までの自分の最高を出品する。
どういう結果になっても、そこには思いもかけないフィードバックや気づきがあるそうで、
写真家は大きな飛躍や、成長の糧を得るんだそうです。
多少不完全でも、ある程度見切りをつけて飛び込んでみる。
今、この瞬間の自分のスナップショットを出してみる勇気も、時には必要かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=_LLbnWoc3RY