「やりたいことをやりなさい」なんて、よく言われますよね。
この時、よく聞くのは、
「自分が何をやりたいのか、わからない」
ということ。そして、もうひとつ。
「やりたいことで生計が立てられるか、わからない」
「好きなことで生計が立つと思わない」
う~~~ん。わかります。(私もそうでした)
こどものころは、なりたいもの、やりたいことって結構あって、
なれるかどうかよりも、純粋にやりたいこと、
素敵で、かっこよくて、憧れの仕事を思い描いていました。
プロ野球選手、サッカー選手、看護師、菓子職人、お花屋さん、愛犬美容師…
今どきはYouTuberも入ってるみたいですね。
私がなりたかったのは、漫画家と小学校の先生。
ところがいつの間にか、
そんな発想が少しずつどこかに隠れてしまい、
お金とか、社会的な地位とか、そういうものばかり考えてしまうようになったのです。
あれ?と思っているうちに、純粋な欲求はすっかり忘れられていました。
そんなとき、
「今、何でもできるとしたら、本当に何をしたいか?」
と考えててみると、どうなるのか?
「でも、お金が…」「いまさら…」
という思いが出てきたら、ちょっとその考えにはお休みしてもらい、
いつもよりほんのちょっと先まで妄想してみる。
(妄想はタダですから)
朗報は、以前はできなかったのに、
技術的に、今ではもうできるようになっていることがあること。
新しい仕事もたくさんできています。
お金が大きな足かせになりすぎて、
この時代にできることを、見落としているかもしれません。
ちょっとしたヒントや発見は、
忘れかけていた妄想の中にもあったりするものです。
この記事を書いた人
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米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー
☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。
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