「トムソーヤーの冒険」や「ハックルベリー・フィンの冒険」を書いたマーク・トゥエインが、

「人生には大切な日が二日ある」

と言ったんだそうです。

まず一日目は、自分が生まれた日。

なるほど。

自分が生まれていなければ、

そもそもこんなことを考えることすらできませんから。

で、二つ目の大切な日はいつなのか?

多くの人は「自分が死ぬ日?」と考えるらしいのですが、

聞いてみて「へぇ」と思ったその答えは、

自分がなぜ生まれたかが分かった日、なんだそうです。

これを聞いて私の友人のことをふと思いました。

人事の仕事をしていて、

自分のやりたくない仕事はやらないのですよ。

「私はこんなことをするためにこの会社で働いているんじゃない」

と、思うことはやらない。

与えられた仕事をやるというスタンスではなく、

「人と社員の幸せのために自分ができること」という考え方をしていて、

半ば、会社の一部の人にはわがままに見えるかもしれません。

その反面、社員が選ぶベスト社員に選ばれたりもしています。

自分がそこにいる意味を知っている彼女は、

愚直なくらい信念に忠実で、おおらかで、そして

強い!!!

良し悪しは別にして、自分がそこにいる意味を知って、

最大限に発揮している人には、見えない力がまとわりついている。

そんな風にも見えてきます。

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。