私は定期的にスポーツクラブで筋トレをしています。

8年ほど近所のクラブに通っていたのですが、老朽化のために昨年閉店。

で、友達のすすめもあり、やっとあるジムにたどり着きました。

それは私にとって、あまり気が進まないことでした。

手続きが面倒だし、遠いし、勝手が違うし…

でも一度運動が習慣化してしまった人には、やめるという選択も難しいのでございます。

新しいジムはひとりひとりにコーチがつき、自分にあったトレーニングができる仕組みになっています。

一見、ウザいでしょ?

ところが、これが後で思わぬことに…。

自分の希望を言って、メニューをつくってもらい、そのやり方をマンツーマンで教えてもらいます。

「痩せたい」

「体力をつけたい」

「ウエストを細くしたい」

など。

体力に合わせて続けられるようにすると同時に、食事の指導もあります。

私は細身で筋肉量が少なかったので、筋力増強を目標にしました。

そして半年後、どうなったのか?

見事に希望どうりに筋肉が増えてました。

今まで自己流でやっていた運動では、とくに目立った成果はなかったのに、

たった6ヶ月で身体つきが変わっていました。

コーチがいるかいないかの差がが出たということでしょう。

ひとりでやっても、大した成果は出ませんでしたが、一緒にいる人がいるとなぜかできてしまう。

そして、今まで知らなかったトレーニングを行うことで、

あるにも関わらず、使っていなかった筋肉を動かせている。

実はこの話、コーチングにもよくあることで、

ひとりでは思いつかない目標を思いついたり、

まったく違うやり方を試してみたりすることもあるわけです。

それが日常的に続くと、目の前に急に崖がどーんと立ちはだかっても、

比較的冷静に登る力がいつの間にか身についている自分がいて、

ひとりではとうていできなかったようなことが、

いつの間にか、できるようになっているわけです。

この記事を書いた人

保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。