アメリカにバイロン・ケイティという女性がいます。

彼女は30代のころ、ひどい落ち込みでベッドから起きるのも難しい生活をしていました。

ところがある日、彼女は何かに『目覚め』すべてを受け入れ、自分自身を取り戻しました。

それがきっかけで、彼女はワークショップを始めます。

いったいどんな深遠なめざめの内容なのかと思いきや、

実は驚くほど簡単なもので、次のようなたった4つの問いがベースになっているものでした。

1) それは本当ですか。

2) それが絶対に本当だと、あなたに分かるでしょうか。

3) その思考について考えるとき、あなたはどう反応するでしょう。

4) その思いがなければ、あなたは誰でしょうか。

たったこれだけ。彼女は、

「夫は、私をもっと愛するべきだ」

「子供たちは私に感謝すべきだ」

といった「そうあるべきだ」という考えが自分を苦しめる原因だとわかったといいます。

ケイティ語録の中に、

『私の苦しみの犯人は、私だ。それはもう、まったく例外なく』

というのがあります。

私もこのワークをやったことがあるのですが、やりながらちょっとムカっとしました。

自分の弱さとか、視野の狭さがむき出しになるような経験だったからです。

要は、自分の見たいようにしか、世の中を見ていないわけです。

彼女はそれらを素直に受け入れられる器もあったのでしょう。

(私なんかはまだまだですから、こういうワークをやるのです)

次の段階に進むには、思い込みや古い価値観を捨てたり、書き換えたりすることが必要なときがあり、

持っている思い込みが強ければ強いほど、それが重荷にもなる、ということを彼女は言いたかったのではないかと思います。

ひとりでやるよりも、誰かにいてもらい、聴いてもらう方がやりやすいのか、

ネタばらしをしているのにもかかわらず、彼女のワークショップにはたくさんの人が訪れるようです。

この記事を書いた人

保志 和美

米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。