『人を幸せにするものは何か?』という75年の研究
みんなが欲しいと思うもの、その需要が集中すると混雑したり、バブルが起ったりします。
ゴールデンウィークや夏休みに旅行代金が跳ね上がったり、
花火の日にその辺りの道が極端に混雑したりします。
その傾向がずっと続いているのが『お金』ではないでしょうか。
ところでハーバード大学で75年にもわたって、行われてた調査があってそれは、
『人を幸せにするものは何か?』
というものです。700人以上に対して長い時間をかけて実施した調査報告によると、
多くの人がお金持ちになることや、有名になることを目標にして
努力をする傾向があるにもかかわらず、
実際に振り返って『幸せ』を感じさせたものはそういったものではなく、
『良質な人間関係』だというのです
そして、人と人とのつながりは健康や脳にも良い影響を与えると言います。
コミュニティに所属して、友達や家族との絆がある人は、
そうでない人よりも、健康で長生きするのだそうです。
(その反対に、孤独でいると逆のことがおこる傾向がある)
これはちょっと皮肉な感じがするんですが、
富や名声を求めて、確かに手に入れたのに、
人間関係のバランスが悪くなったり、家庭が破たんした人が私の知っている人には結構いました。
仕事上の付き合いだけではなく、自分の趣味や、共通の興味を持つ人たちとのつながりがあること。
大切な家族がいること。自分の居場所(コミュニティ)があること。
これは、豊かに生活する上で非常に重要で、
しかもまだバブルになっていない価値観ではないでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=FiPczKbd8R0