課題の分離はウンチの分離?悩みの切り分け方
アドラー心理学に『課題の分離』というのがあります。
「ウチの子どもは、ちっとも勉強しない」
といった悩みに対して、
勉強しないのは子どもの課題なんだから、そこは切り離して考えましょう、というものです。
それと少し似ていますが、
Unchangeable(変えられないこと)や、Uncontrollable(コントロールできないこと)も
悩んでも仕方がないことだと言われています。
頭文字をとって、ウンチとウンコと言っていた人がいました。
ところで、
ディズニーの『アラジン』の中で、ランプから出てきたジーニーは主人公のアリにはじめて出会い、こう言います。
何でも願いをかなえてあげましょう。この3つ以外は…
1.人を殺す(道徳的に無理)
2.恋愛を成就させる
3.死んだ人を生き返らせる
これも2と3はウンコとウンチ。コントロールできない、変えられない。
だから悩むんだよ、クソ!と言いたくなりますよね。
「ウンコのことで悩むな!」
と言われるのは、実は人間としてとても酷なような気がします。
そんなとき、もし神さまがいたら言いそうなことを想像すると、こんな感じ。
ウンコもウンチも、そういうものが自分の中にあるってことを認めながら、
ちょっとでもいいから、何か『今、自分ができること』をみつけて、試行錯誤して、
成長(整腸)して、昇華(消化)していくものじゃないのかね?
わしゃ、人間の身体をそういうふうにつくっといたんだよ。
https://www.youtube.com/watch?v=PnFkQgSAmfk