自分の自信につながる3つの問い
こうおっしゃる方に、私はたくさんお会いした気がします。
はたから見ると、素敵な家庭を築いていたり、立派な仕事をしていたり、多くの人脈があったりと、
尊敬しちゃうほど素晴らしい実績を持ってるのにもかかわらずです。
どうやら自信のなさは、他人が見た印象と連動しないこともあるようで。
と、同時にそういう話を聞くにつけ、親近感もわいてきます。なぜなら、私もそうだったから。
自分の意見は後回しにする、できていないところがやたらと気になる、人と比較しがち。
そこで『自信につながる3つの問い』というものをご紹介します。
「弱さは強さ」という考え方もあって、自信のなさを思い切ってカミングアウトする荒業もありますが、こちらもご参考までに。
①「自分に自信がない」のは真実なのか?
そもそも「自分に自信がない」という言葉がちょっとオカシイとは思いませんか?
「私は歌には自信がないんです」「料理には自信がないんです」というならまだしも、自分に自信がないっ、てかなり大雑把で「だからあんたはダメなのよ!」とすべてをいっしょくたにしているような…。
自分の何に自信がないのかをはっきりさせると「じゃ、それ以外のところはどうなの?」という余地がでてくることもあるのですよ。
②人から褒められても、受け取ってなくない?
人から褒められても、全力で否定する。「たいしたことではありません」「もっとできる人がいます」「三日もやれば誰でもできます」「どうせお世辞でしょう?」
謙遜の心は日本では美徳とされています。が、あなたの存在はありがたいものであり、あなたがそこにいてくれることに価値を置いてる人もいます。それを言葉に出してくれる人がいたわけです。自尊心のタネはむやみにつぶさないようにしましょう。
素直に受け取るのが無理なら、せめて「ありがとう」だけでもいいので言ってみるのもひとつです。
③自信をなくしてまで守りたいものは何か?
意味もなく自信がなくなることがあるでしょうか?そこには何かしら理由があるはず。「他人から馬鹿にされたくない」「プライドをつぶされたくない」「仲間との和をみだしたくない」
その守りたい何か、傷つけられたくない何かは、あなたにとってデリケートで、大事なもので、もしそれを守る方法が他にみつかれば、今とは違った心境になるかもしれませんよ。