私たちの思考回路は否定形に慣れている?
ある方からこんな話を聴きました。
僕たちは「〇〇しちゃいけない」っていう否定形の思考回路に慣れてるのよ。
例えば、子供の場合お母さんに、
こぼさないように運んでね、服を汚さないようにしなさいね、って、よく言われる。
だけど「〇〇しないで」って言われると、妙に緊張しちゃう子もいるのよね。
では、否定形じゃなくて、肯定形で言うとどうなるのでしょうか?
例に出した「こぼさないように運んでね」は、
「上手に運んでね」で置き換えられるそう。
なるほど。
確かに大人も「してはいけない」が多いと、ちょっとした息苦しさを感じます。
私たちの周りには「ここで〇〇しないでください」「ここで〇〇してはいけません」
みたいな看板があふれています。
試しにそれらを肯定文に言い換えようとすると、すごく難しい…。
「〇〇しちゃいけない」っていう思考回路に慣れてるのよ。
に妙に納得してしまいました。