ネイティブ・アメリカンに伝わる儀式の話。

人生の節目にあたる時期になると、たったひとりで野山に出かけて行って、

自然の中に身を置いて、そこで自分のビジョンを見るという

『ビジョンクエスト』というものがあります。

ビジョンとは、その人にだけの人生の方向性

この期間に見たもの、聞こえたもの、触れたものから、

人生のミッション(目的)のヒントをもらってくるのです。

動物や、植物や、天体にはそれぞれ意味があって、

その人に意味のあるものが、

目の前に立ち現われると言います。

ある時ひとりの青年が、ビジョンクエストに出かけ、

メッセージを受け取ってきました。

それは確かに、はっきりと彼の生き方を伝えるものでしたが、

それは彼が村を離れることも意味していました。

彼は戻ってきて、長老に相談しました。

「私は確かに自分のミッションを受け取りました。

でも、村を離れたくはありません。

ここにいながらそれを成し遂げる方法はありませんか?」

長老は彼に答えます。

「それはできない。自分のミッションを生きないものは、

死んでいるのも同じなのだ」

この話は、その人にはその人の道があるということ以外に、

自分の道を進んでいくためには、

時には、慣れ親しんだ場所を離れる必要がある

と言っているようにも思えます。

この記事を書いた人

保志 和美

米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。