私の知人で起業するか悩んでいる人がいました。

ずっとやってみたい仕事があって、ある日尊敬する先輩にその話をしました。

起業したら今の生活のバランスが大きく変わってしまい、

うまくいくかどうかの保証もありません。

そこで彼は正直に今の気持ちを、人生の先輩であるその女性にうちあけました。

すると彼女はじっと話に耳を傾けて、こう言いました。

 

「あなたの気持ちはよくわかったわ。

それを実行するかどうかは、あなたが決めることよ。

でも、ひとつだけ知っておいてほしいことがあるの。

人生はそんなに長くないかもしれないということを」

 

彼はこの言葉に背中を押されるように、今の仕事に飛び込んだと言います。

このアドバイスをした女性は、今はもうこの世にいませんが、

自分の情熱のあることをひとつずつやりながら、

時間の貴重さを体感した人なのではないかと思います。

 

その時にやりたいと思っていることは、体調や、環境や、いろいろな事情で、ずっと先まであるとは限りません。

ある意味、その人だけに与えられたギフトのようなもの。

「チャンスの神さまは前髪しかない」

という言葉があって、

「好機はすぐに捕まえなくては、後から捉えることは出来ない」

という意味で使われています。

そして、もしかしたら、

情熱もチャンスのうちなのかしら?とふと考えさせられます。

ちなみに私の師匠は、

「私は情熱のない時にはブログは書かないの。読む人に訴えるものがないから」

と言い切っています。

今、自分の情熱はどこにあるのか?

耳を傾けてみると、次の行動に結びつくかもしれません。

最後に、ギリシア神話に出てくる前髪しかないチャンスの神さまの名前は「カイロス」だそうです。

この記事を書いた人

保志 和美

米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー

☆外資系コンサルティングファーム、メーカー、投資銀行で15年以上の研修の経験を軸に、強みや魅力がいまいち見えてこない方、やっていることに違和感を感じている方にクリアに方向性を見つけるコーチングを提供。その方の優位感覚も使いながら、自信を持って前に進むお手伝いをしています。